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こんにちは!
イラストエッセイなどを描いているりむです。
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彼氏のじゃんぼ(せんぱい)です。
ディズニー映画は安定の楽しさとワクワクがあるので基本映画館に観に行きます。
今回は2021年11月末に公開された「ミラベルと魔法だらけの家」を
映画館に観に行ってきました!
「ミラベルと魔法だらけの家」を観に行ってきた!
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ディズニーならではの
ノリノリの音楽と美しく幻想的な映像と世界観を楽しめます!
「ミラベルと魔法だらけの家」のあらすじ。
魔法で動く家に住み、その一家に生まれた子どもはみんな何かしら優れた魔法の才能、
「ギフト」を授かるマドリガル家の一員なのに、
唯一「ギフト」をもらえなかった主人公「ミラベル」が
家族との関係や自分の存在意義などに悩みながら家族と魔法の存続の危機を救う物語です。
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マドリガル家は劇中の地域では王族や日本でいう天皇家のように扱われています。
その中でミラベルは唯一の出来損ないの子どものような存在のようです。
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唯一魔法が使えることに悩んでいた「アナと雪の女王」のエルサとは真逆ですね。
日本語吹き替え版のキャスト情報。
主役のミラベルは19歳の新人女優の斎藤瑠希さんという女の子です。
さらに個人的に気になったのはミラベルの二人のお姉さんのキャストです。
上のお姉さん「イサベラ」のキャストは声優の平野綾さんです。
平野綾さんと言えば自分は世代的に「ハルヒだ!!」となりました。
そして下のお姉さん「ルイーサ」のキャストは「3時のヒロイン」のゆめっちさんです。
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平野綾さんの歌声も楽しみだし、
ゆめっちさんも歌うま芸人と評判だし期待大です。
キャラクターともマッチしていますね!
主題歌にナオト・インティライミは似合いすぎる。
エンディングに主題歌の日本語バージョンが流れるのですが、
歌詞と歌声が優しすぎて泣けました。
歌っていたのはナオト・インティライミさんでした。
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コロンビアが舞台の陽気な印象のこの映画の雰囲気に似合い過ぎです!!
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「愛」「家族の大切さ」といった歌のテーマにもぴったりです。
YouTubeでフルバージョンを公開しています。
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サビの「あきらめない 悲しい辛いこと たくさんあるけど」
の部分を仕事帰りとかに聴くと涙出ます。
最近年末の繁忙期なので仕事がきつくて毎晩聴いています。
感想と考察。
※以下、ネタバレを含みます!!ご注意ください。
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簡潔にまとめると、
ノリの良い音楽と映像の美しさとミステリーが特徴的な映画でした!
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最初の二つはほとんどのディズニー映画の特徴でもみられる特徴ですね。
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じゃあ、この映画ならではの特徴は「ミステリー」ということか?
たった一人、「ギフト」をもらえなかったミラベルの「魔法」は結局何だったのか?
これについて、映画を見た後も一緒に映画を観た人やネット上で話をするのが面白い映画です。
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ミラベル自身がそれを知りたくて冒険をしたり聞き込みをします。
少しづつヒントが増えていき、考えるのが楽しかったです。
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しかも、最後も明確に「ミラベル魔法はこれだ!」とは紹介されません。
人によっていろんな考え方がありそうですね。
序盤はミラベルが可哀そうすぎて辛い。
あばあちゃんから「唯一出来の悪い孫」みたいな扱いを受けているミラベルが可哀そうすぎて
序盤は胸が苦しくなります。
記念写真を撮るときに、ミラベルがいなくても誰も気付かず…
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才能のある兄弟、姉妹や親せきと比較されて辛い、みたいなことってありませんか?
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わたしも学校に行けなくなった中学生のときに
そんな気分になりました。
家族それぞれが抱える問題を解決していくミラベル。
魔法が使えないことで家族の中で疎外感を感じ、
魔法を使える姉たちが羨ましいと思っていたミラベルは、
二人の姉とそれぞれ向き合うことで二人が抱えている苦しみを共有して
「完璧じゃなくていい」ということに気付き合います。
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花を咲かせる魔法が使える長女のイサベラは、
「美しく完璧なイサベラ」という周りからの期待や
おばあちゃんの「魔法を絶やさず後世に残す」という願いのために
好きじゃない人と結婚するつもりでした。
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力持ちの次女ルイーサは、みんなのために頑張ってきましたが、
「重い荷物が持てないと自分の価値が無くなる」
という悩みを歌で語っています。
ミラベルと対話することで、二人の姉も自分の本当の気持ちや
魔法が全てではない、完璧じゃなくても自分には価値があることに気付き始めます。
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受験に失敗したり、就活に失敗したり、仕事がうまくいかなかったり、
一生懸命に頑張っていたことが上手くいかなかったりすると
それだけで「自分には価値が無い」と思ってしまうことは結構あると思う。
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でも、全然そんなことは無いよね。
ミラベルの魔法は結局何だったのか?
最後にわたしが考えた考察です。
マドリガル家が奇跡の魔法を授かったのは、
おじいちゃんがおばあちゃんと子どもたちを守ったことが始まりだったようです。
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戦争?のような描写があり、家族みんなで避難していたところ、
若かりし頃のおじいちゃんが
赤ちゃんを抱えた妻(ミラベルのおばあちゃん)を
先に逃がし、敵に自分の身を差し出します。
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その瞬間に蝶の大群が現れ、敵が圧倒されておばあちゃんと赤ちゃんは助かり、
魔法の家が建ち、おばあちゃんは住む家を手に入れました。
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おじいちゃんが敵に向かっていき、
おばあちゃんが泣き叫ぶシーンが
実は一番泣けました。
魔法は「家族を守る」ために生まれた奇跡のように感じます。
だとしたら、授かった「魔法」に固執し、家族の本当の気持ちを無視している状態や、
おじのブルーノが家族の中で孤立して身を隠している状態は、
家族の危機です。
昔の戦争のときのおじいちゃんのように
「家族の平和を守る」ために魔法が発動するはず。
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その奇跡こそがミラベルだったのでは、と考えました。
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ミラベルは家の異常に気付き、姉たちに「完璧じゃなくていい」ことを気付かせ、
ブルーノおじさんを家族に連れ戻し、
最後はおばあちゃんに「家族の在り方」について考え直させました。
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魔法の家や力が失われてしまったとき、
家族が結束を取り戻し、家を建て直して
ミラベルがドアノブを握ると家族全員と家の魔法が復活しました。
他にもネットでブログなどを見ると
「魔法の家」とミラベルは連動しているのでは、とか
「復活魔法」が使えるのでは、など
いろんな考察があって面白かったです。
まとめ。
今回は「ミラベルと魔法だらけの家」の映画情報、感想をまとめました!
ディズニー映画ならではの楽しい音楽、カラフルで綺麗な映像に加え、
ミラベルの魔法は何だったのかはっきりと描かれないことから
色々考察ができるのが楽しい映画でした。
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映画の後半で何度も出てくる「完璧じゃなくていい」というメッセージは
誰しもが何かしらもっている自分の暗い部分に優しく寄り添ってれます。
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音楽もたくさん出てきて、最初のノリノリのミラベルの歌や
家族みんなが歌うブルーノの歌、姉二人のテーマソングも、
そしてナオト・インティライミさんの主題歌も
どれも耳に残る素敵なメロディーです。
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最後まで見てくださってありがとうございました!